おうら病院は平成12年の開院以来、20年余に渡り、長期療養のみならず、アレルギー疾患や図らずや末期腎不全に陥ってしまった方々の透析治療を担う地域に根差した病院としての役割を果たしてまいりました。
少子高齢化が進み医療や介護の負担が増していく中、入院、施設、在宅を問わず、医療、リハビリ、介護については今後もさらに厳しい状況になっていくことが予想されますが、近隣の医療機関や介護施設との連携を通して、患者様やそのご家族が安心できる医療を提供していきたいと考えております。
当院には現在150名の透析患者様がいらっしゃいますが、その多くは糖尿病に起因する慢性腎不全です。
平成31年より群馬県における糖尿病腎症重症化予防プログラムが進められておりますが、邑楽館林地域における重症化予防の基幹病院としてその一翼を担っていく所存であります。
今後ともおうら病院をご支援いただくようよろしくお願い申し上げます。
病院長 秋山 仁